日本大学法学部が「看板学部」と称される最大の根拠は、その出自と圧倒的なスケールを誇る卒業生ネットワークにあります。1889年に司法大臣・山田顕義らによって創設された日本法律学校を前身とする日大法学部は、大学のアイデンティティそのものです。法曹界をはじめ、官公庁、警察、消防、地方自治体、メガバンクからマスコミに至るまで、卒業生組織「桜門会」が全国各地・各業界に強固な基盤を築いています。
とりわけ公務員試験における実績は際立っています。警察官採用試験においては毎年のように全国大学トップクラスの合格者数を記録しており、消防官や自衛官、国家公務員一般職、東京都をはじめとする主要自治体の行政職でも抜群の合格実績を維持しています。報道各社の取材や大学の公式就職データによると、法学部単体で毎年数百人規模の公務員合格者を安定して送り出しており、この数字は私立大学全体を見渡しても極めて稀有な水準です。
就職に強いもう一つの理由は、民間企業における採用実績の厚みです。日本大学法学部の就職先は、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などのメガバンク、明治安田生命や東京海上日動火災保険などの大手金融、三井住友信託銀行、大和ハウス工業、積水ハウス、さらにはキー局・地方局や大手新聞社などのマスコミまで多岐にわたります。「日大法学部出身」というブランドは、実務重視の採用を行う民間企業の人事担当者からも「規律正しく、ストレス耐性と泥臭い実行力がある」と高く評価され続けています。