小学3年生や4年生を迎える段階で、多くの家庭が直面するのが「花まる学習会をこのまま続けるべきか、大手中学受験塾に転塾すべきか」という進路選択の壁です。花まる学習会グループには、本格的な難関中学受験指導を担う進学塾「スクールFC」が存在します。
スクールFCの中学受験実績を見ると、開成、麻布、桜蔭といった最難関校から、立教新座、吉祥女子、栄東といった難関・上位人気校まで、毎年安定した合格実績を叩き出しています。特筆すべきは、大手塾のような徹底した偏差値輪切りや大量の宿題漬けによる「受験燃え尽き症候群」を防ぎ、高校進学後や大学以降も自走できる学力を重視している点です。
では、低学年期における花まる学習会の経験は、中学受験においてどのように作用するのでしょうか。そのメリットとデメリットを客観的に比較します。
【花まる学習会のメリット】
第一に、「勉強=知的なゲームであり楽しいもの」という原体験が強烈に刻まれる点です。勉強嫌いにならず、知的好奇心旺盛な状態で受験学年に突入できるアドバンテージは計り知れません。第二に、「なぞぺー」等を通じて磨かれた空間認識力や立体把握能力が、入試算数の難問(特に立体切断や平面図形の転がり問題)で抜群の威力を発揮することです。公式の丸暗記では解けない初見の問題に対して、物怖じせず図を描いて試行錯誤できる粘り強さが身につきます。
【花まる学習会のデメリット】
一方でデメリットとなるのは、学校の教科書内容や、大手進学塾(SAPIXや四谷大塚など)が小学1〜3年生向けに課すハイレベルな計算演習・漢字演習の「先取り」は行われない点です。そのため、新小学4年生のタイミングで大手進学塾の入塾テスト(選抜テスト)を受ける際、計算の正確性やスピード、知識の蓄積度合いだけで判定されると、思うような上位クラスに入れないリスクがあります。