Q1:礼文島トレッキングで熊鈴や熊撃退スプレーは持参すべきですか?
A1:一切持参する必要はありません。島内にヒグマは生息しておらず、鳴らし続ける熊鈴の音は野鳥観察や静寂を好む他のハイカーの迷惑になる場合があります。また、熊スプレーはフェリーへの持ち込みに制限がかかる場合や、飛行機への積載が法令上禁止されているため、無用なトラブルを避けるためにも携行は控えましょう。
Q2:2018年に利尻島へ海を泳いで渡ったヒグマは、現在どうなっていますか?礼文島に来る可能性はありますか?
A2:2018年6月に利尻島へ泳ぎ着いたヒグマは、島内で足跡やフンが確認された後、厳重な警戒態勢が敷かれ、同年秋以降は新たな痕跡が途絶えて定着しなかったことが確認されています。礼文島へ渡るためには幅約8〜10kmの急潮が渦巻く礼文水道を突破しなければならず、ヒグマの遊泳生態から見ても礼文島へ到達する可能性は現実的ではありません。
Q3:礼文島でトレッキング中に警戒すべき野生動物は何ですか?
A3:最も注意すべきは有毒の「ニホンマムシ」です。笹薮の切れ目や日当たりの良い歩道上で遭遇する恐れがあるため、長ズボンと登山靴を着用し、不用意に草むらへ足を踏み入れないでください。また、キタキツネを媒介とするエキノコックス感染を防ぐため、キツネへの接触や餌やりは厳禁であり、沢水を生で飲むのも避けてください。
Q4:万が一、海を渡ってヒグマが礼文島に上陸した場合はどのような体制になりますか?
A4:環境省、宗谷総合振興局、礼文町役場、北海道警察、地元猟友会が連携した緊急危機管理プロトコルが整っています。仮に上陸の痕跡や目撃情報が1件でも発生した場合は、即座に全島民および観光客へ緊急避難・入山規制のアラートが発令され、ドローンやトレイルカメラを用いた包囲監視・駆除活動が展開されます。