高層ビル群が立ち並ぶ都市部では、衛星からのGPS信号がビル群に反射する「マルチパス現象」が発生し、現在地が数百メートル単位でズレることがある。この状態でむやみに歩き出すと、自分が進んでいる方向と逆の方向にアイコンが動き、パニックを引き起こす。
このような「迷子スパイラル」を回避する最大のコツは、歩き出す前に「大きな通り」や目印と自分の位置関係を固定することだ。画面上の地図をノースアップにし、東西に通る大通りに対して自分がどちらを向いているかを確認するだけで、衛星測位の微小な誤差に惑わされることはなくなる。