初めて訪れる方が最も緊張するのが、製麺所ならではの注文の流れです。三嶋製麺所に入店した際、一般的な飲食店のようにお冷やメニュー表が出てくるのを待っていてはいけません。
三嶋製麺所の注文方法は極めてシンプルです。店員さんに声をかけられたら、伝えるべき要素は基本的に以下の2つだけです。
- 麺の温度:「温かいの(あついの)」または「冷たいの(つめたいの)」
- サイズ:「小(1玉)」または「大(2玉)」
- ※生卵を希望する場合は、注文時に「卵もつけてください」と伝えます。
丼を受け取ったら、テーブルに備え付けられている卓上調味料で自分好みに味付けを施します。用意されているのは、特製出汁醤油、ネギ、味の素、そして名物の青唐辛子です。
特に注目すべきは、この店舗の代名詞とも言える「青唐辛子」の食べ方です。小口切りにされた青唐辛子は、強烈な辛味の中に爽やかな清涼感を秘めています。まずは丼に醤油をひと回し半ほどかけ、麺そのものの小麦の甘みとコシを堪能します。その後、少量の青唐辛子を投入して全体を軽く混ぜ合わせることで、キレのある辛さが麺の輪郭を劇的に引き立てます。
刺激が非常に強いため、初心者は一気に大量に入れず、小スプーン半分程度から試すのが鉄則です。温かい麺に生卵を割り落とし、醤油と青唐辛子を絡める「ピリ辛釜玉風」の仕上がりは、一度体験すると忘れられない中毒性を誇ります。