コンタクトレンズ利用者の間では、赤みを隠すためにレンズを装用したまま目薬を差す行為が日常化していますが、ここには深刻なリスクが潜んでいます。
一般的なコンタクト充血用目薬と記載されていない市販目薬には、保存性を高めるために「ベンザルコニウム塩化物」などの防腐剤が含まれています。この成分がソフトコンタクトレンズに吸着・濃縮されると、角膜上皮に直接接触し続けて化学火傷のような角膜障害を引き起こす危険性があります。
SNSや知恵袋等のコミュニティでも、誤った点眼習慣に対する生々しい後悔の声が数多く投稿されています。
「大事なプレゼンのたびにクール系の充血取り目薬を1日5回差していたら、数ヶ月後には目薬を差さないと白目が毛細血管で真っ赤に濁るようになってしまった」(30代・IT企業勤務女性)
「カラコンで目が充血したため、市販の強力な目薬をレンズの上から使い続けていたら、激しい眼痛で目が開かなくなり眼科で角膜びらんと診断された」(20代・学生)
コンタクト装用中に充血が生じた場合、最も確実な対処法は「直ちにレンズを外して目を休ませる」ことです。どうしても点眼が必要な場合は、必ず「すべてのコンタクトレンズ装用中に使用可能」と明記された防腐剤フリーの人工涙液型を選択してください。