ネット上の噂やまとめ記事では、時に事実と異なる情報が一人歩きすることがあります。大森南朋にまつわる代表的な誤解と、その真相を整理します。
誤解①:「若い頃から父・麿赤兒のコネでトントン拍子に売れた」
これは完全な誤解です。前述の通り、大森は20代後半まで親の名前を一切伏せてオーディションを受け、工事現場や飲食店のアルバイトで生計を立てていました。『殺し屋1』の抜擢も、三池崇史監督が彼のアンダーグラウンドな佇まいと演技力そのものを評価した結果です。
誤解②:「若い頃は手のつけられないヤンキーだった」
映画でのチンピラ役や金髪の風貌から「元ヤンキーだったのでは」と推測されることがありますが、実際は物静かでカルチャーや音楽を愛するサブカルチャー青年でした。繊細で人見知りな性格だったからこそ、過激な役柄を客観的に分析して緻密に演じ分けることができたのです。
なお、私生活においては2012年、当時22歳だった女優の小野ゆり子と結婚(当時大森は40歳、18歳の年の差婚)。2019年には第一子が誕生しており、かつての鋭利なアウトローの雰囲気からは想像もつかないほど、家庭的で温厚な父親・夫としての一面を見せています。