後藤真希の加入は、グループ内の人間関係にも激震をもたらしました。なかでもメディアやファンの間で大きな注目を集めたのが、初期から不動のセンターを務めていた安倍なつみとの関係性です。 後年、本人が自著や特番のロングインタビューで振り返っているように、加入当初の楽屋の空気は決して穏やかではありませんでした。すでにインディーズ時代から苦楽を共にしてきた先輩たちの中に、突如として入ってきた金髪の後輩がいきなりセンターに座るわけです。安倍なつみにとっても、自身が守り続けてきたポジションを13歳の新人に明け渡す悔しさは計り知れないものがありました。 当時の現場では、互いに目を合わせず会話も交わさない冷戦状態が続いていた時期があったことも両者の口から明かされています。しかし、それは個人的な憎しみではなく、「グループを背負う表現者同士の意地のぶつかり合い」でした。 時を経て20代、30代となり、音楽特番やハロー!プロジェクトの記念コンサートでのOG共演を重ねるなかで、二人の関係は「当時の重圧を唯一分かち合える戦友」へと昇華しました。2020年代以降のメディア共演で見せる親密な笑顔は、過酷な現場を共に戦い抜いたトップランナー同士にしか結べない深い絆を証明しています。
後藤真希とモー娘。の伝説|13歳の衝撃加入から卒業の真相と現在地
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