農林水産省の食文化データベースや地元の食育事業でも紹介される通り、富山の麺文化には地域固有のトッピングが密接に関わっています。代表格は「とろろ昆布」です。つゆに浮かべた大量のとろろ昆布がじわじわと溶け出し、麺に絡みつくことで、出汁の塩分と旨味が劇的にまろやかになります。
地元流のアレンジとして絶大な人気を誇るのが、富山湾の宝である「白エビの天ぷら」や、刻みたてのミョウガ、すりごま、生姜をふんだんに添える組み合わせです。さらに、近年若者の間で話題を集めているのが「すだちオリーブオイル和え」。冷やした麺に少量の塩、すだち果汁、上質なオリーブオイルを回しかけるだけで、イタリアン感覚の洗練された一品へと変貌します。