20代から30代前半にかけての彼女は、バラエティ番組などで「恋をすると相手に尽くしすぎてしまう」「連絡が来ないと不安になる」といった極端な恋愛体質を自虐的に語ることが多かった。重すぎる愛情ゆえに失恋を繰り返し、思い悩む姿はどこか人間味に溢れていた。
だが、失恋の痛みや挫折をうやむやにせず、正面から受け止めたことが彼女の大きな転機となる。「他人に自分の幸せを委ねない」という決意が、仕事への圧倒的な熱量へと変換されていったのだ。
「あざとい」と揶揄された振る舞いは、徹底的な自己プロデュース力と圧倒的な準備量へと磨き上げられた。過去の恋愛で得た教訓は、彼女を傷つける要因ではなく、自分自身を研ぎ澄ますための最高のスパーリングパートナーとなったのである。