今作の制作を牽引するのは、NBAの生きる伝説であるレブロン・ジェームズと、彼が立ち上げたメディア企業スプリングヒル・カンパニーだ。彼らはこれまでも数々の話題作を世に送り出してきたが、今回の熱量は過去のどのプロジェクトとも一線を画している。
同社が貫くのは、当事者の視点から描く圧倒的なリアリティだ。スポーツドキュメンタリーというジャンルにおいて、演出されたドラマではなく、選手たちの吐息や骨がぶつかる音まで伝える映像表現を追求。レブロン自身が培ってきた人脈と洞察力が、カメラを最深部へと踏み込ませる強力なパスポートとなった。