かつてのパートナーシップに終止符を打った二人は、2026年の現在、それぞれのフィールドで音楽的探求を止めることなく邁進しています。そのアプローチの違いは、両者の個性とアーティストシップを如実に物語っています。
CHAGEの現在の活動は、ファンとの濃密なコミュニケーションと、アコースティックを基調とした温もりあるステージングが際立ちます。全国各地を巡るライブハウス・ホールツアーやファンクラブイベント、長年パーソナリティを務めるラジオ番組を通じて、リスナー一人ひとりと丁寧に対話する姿勢を一貫して保持。自らのルーツであるフォークやポップスを現代に再解釈し、過度な商業主義から距離を置いた誠実な音楽活動を展開しています。デュオ時代の楽曲についても、自身のソロライブでソロアレンジを施して大切に歌い継いでおり、音楽そのものへの愛着を決して捨ててはいません。
対するASKAのソロ最新情報を見渡すと、そのスケール感と創作意欲の凄まじさに驚かされます。フルオーケストラを従えたシンフォニックコンサートや、大規模ホール・アリーナを舞台にしたツアーを精力的に敢行。衰えを知らない驚異的な声量とハイトーンボイスは各音楽誌でも絶賛を浴びており、国内外の一流ミュージシャンとのセッションにも積極的です。デジタル配信とフィジカルリリースを巧みに組み合わせ、新曲の制作スピードも旺盛。己の音楽的野心を限界まで突き詰める求道者としてのスタンスを崩していません。