小さい猿を家庭へ迎え入れるルートは、主に「店頭販売」と「直販」の2つが存在します。それぞれに明確なメリットと構造的なリスクがあります。
第一のルートは、エキゾチックアニマル専門店での購入です。実店舗を持つプロショップの強みは、生体の健康状態や食事の摂取状況を直接その場で確認できる点にあります。また、提携する獣医師の情報や、飼育トラブル発生時の対面アドバイスを受けられる安心感があります。中間マージンや店舗維持管理費が上乗せされるため、生体価格は相場の上限(70万〜90万円程度)に設定される傾向があります。
第二のルートが、ショウガラゴのブリーダー直販です。国内で繁殖を行う優良ブリーダーから直接譲り受ける場合、ショップよりも10万〜20万円ほど安く、50万〜65万円前後で購入できるケースがあります。親個体の飼育環境や性格、離乳の進み具合を正確に把握でき、人工哺育で極めて人に馴れている個体を選べる点が支持されています。
ただし、ブリーダー直販には注意も必要です。動物愛護管理法に基づき、第一種動物取扱業の登録を受けている正規事業者であるかの確認は必須です。対面説明と現物確認を行わずに生体を宅配・送付することは法律で固く禁止されています。「ネット決済だけで自宅まで郵送する」と持ちかける無登録業者や個人ブローカーは、違法業者または詐欺の可能性が高いため、絶対に関わってはなりません。