ネット上の掲示板やSNSでは、同校に対して「朝から晩まで軍隊のように走らされる体育会系」「フィジカル任せのサッカー」といった旧態依然とした評判が書き込まれることがあります。しかし、これは実情を著しく見誤った先入観です。
確かにベースとしてのスタミナ養成は行われますが、現在のトレーニングメニューは徹底してボールを使った高負荷セッションが中心です。「止める・蹴る」の基礎技術はもちろん、狭いスペースでの数的同数・数的優位を攻略するポジショニング理論が論理的に叩き込まれます。単なる力押しではなく、緻密な戦術理解があるからこそ、流経大柏サッカー部 メンバーはプロスカウトの厳しい目に留まり続けるのです。
その証拠に、歴代の流経大柏サッカー部 出身プロ選手の顔ぶれを見れば誤解は明白です。天才的な決定力と高いテクニックで一世を風靡した大前元紀をはじめ、屈強なフィジカルと卓越した統率力でJ1の守備を牽引する関川郁万、攻守両面で驚異的な運動量とインテリジェンスを発揮する小泉慶、そして前線で柔らかなポストワークと決定力を誇る染野唯月など、個性の異なるタレントが多士済々です。彼らがプロの舞台で重宝されるのは、激しいデュエルで当たり負けしない身体の強さに加え、「試合の流れを正確に読む戦術眼」が高校3年間で磨き上げられているからです。