2026年現在、80代を迎えてなお石橋蓮司の役者魂は衰えるどころか、さらなる深みを増している。近年ではNetflixをはじめとする世界的なストリーミングサービスで配信されるオリジナルドラマや国際共同制作映画にも精力的に出演。国内外の若手監督から「どうしても石橋さんに演じてほしい」と熱烈なオファーが絶えない。
スクリーン越しでは恐ろしい悪役や偏屈な人物を演じることが多い彼だが、撮影現場での意外な素顔も有名だ。若手俳優やスタッフに対しては非常に気さくで、お酒と煙草を愛する粋な江戸っ子気質。カメラが回っていないところではユーモアあふれる語り口で周囲を和ませるという。酒場での伝説的なエピソードや、飾らない素朴な人柄を知る関係者は皆、口を揃えて「男が惚れる男」と讃える。