シマチョウとは、牛1頭からわずか1キログラム前後しか取れない希少な牛大腸ホルモンを指します。肉厚でしっかりとしたコシがあり、表面に白く美しい縞(しま)模様がくっきりと走っていることから「縞腸(シマチョウ)」と名付けられました。
関西圏や一部の焼肉専門店では「テッチャン」という名称で親しまれていますが、これは朝鮮語で大腸を意味する「テチャン(대창)」が語源です。つまり、シマチョウとテッチャンはまったく同じ牛の大腸部位を指しており、地域や店舗の文化によって呼び分けられているに過ぎません。
食肉流通の現場関係者が「ホルモンの王道は大腸に始まり大腸に終わる」と語るように、牛大腸は適度な脂質の甘みと、消化器官ならではの力強いコシが共存する、まさにホルモン焼きの醍醐味を凝縮した部位です。