そもそも、ソフトウェアやWebサイトの中に開発者がこっそり忍ばせる隠し機能は、IT業界でイースター・エッグ (コンピュータ)と呼ばれ、長い歴史を持つ。Google LLCの創業期、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンの二人が築いた企業文化には、徹底した遊び心が根付いていた。親会社であるAlphabet Inc.へと巨大化した今なお、そのギークな精神はコードの片隅に受け継がれている。
斜めに傾く画面、突如始まるシューティングゲーム。だが、中には「なぜこれを実装したのか」と首を傾げたくなるような、不気味でダークなトーンを帯びた裏機能が存在する。日常の利便性を支える検索窓が、突如として不吉なブラックボックスへと変貌を遂げる瞬間、ユーザーは得体の知れない居心地の悪さを覚えるのだ。