ネット上の掲示板やSNSでは、若槻千夏のブランド「w♥c(ダブルシー)」の立ち上げに関して「大手アパレル企業が用意した企画に名前を貸しただけではないか」という憶測が流れた時期がありました。しかし、関係者の証言や実際の業務記録を検証すると、この噂は完全な誤認であることが分かります。
2009年にスタートした「w♥c」において、彼女は単なるイメージキャラクターではなく、生地の選定、工場への直接交渉、オリジナルキャラクター「クマタン」の原案デザインに至るまで陣頭指揮を執っていました。原宿の旗艦店オープン時には数千人規模の行列ができ、当時の原宿カルチャーを牽引する社会現象となりました。
後に方向性の違いから同ブランドのプロデューサーを退任した際も、彼女は立ち止まることなく新ブランド「WCJ」を創業。ターゲット層を自身と同年代の働く女性やママ層へと見事にスライドさせ、流行に左右されないEC直販主体の堅牢なビジネスモデルへと昇華させています。