御嶽海の母・マルガリータさんは、フィリピン出身の女性です。来日後、長野県木曽郡上松町で夫の春男さんと出会い結婚。豊かな自然に囲まれた木曽路の地で、のちに大相撲の頂点へと駆け上がる一人息子の久司(御嶽海の本名)を深い愛情とともに育て上げました。
地元・上松町ではスナック「ナイト・イン・マルガリータ」を切り盛りし、持ち前の底抜けに明るい性格と抜群の接客術で地元住民から深く愛されてきました。御嶽海が相撲を始めた幼少期には、フィリピン料理やボリューム満点の手料理を毎日振る舞い、過酷な稽古に励む息子の体づくりを食と精神の両面から献身的にバックアップしたエピソードは有名です。
御嶽海が幕内へ昇進し、三役や大関へと番付を上げていくと、東京・両国国技館の溜席(タマリ席)やマス席で観戦する姿がNHKの大相撲中継に度々映し出されるようになりました。その華やかな美貌、感情豊かに手を合わせて祈る姿、勝利時に見せる愛らしい笑顔は瞬く間に大相撲ファンの心をつかみ、「国技館の名物美人母」「本当にかわいいお母さん」として全国的な知名度を獲得していきました。