2026年、日本のスタートアップ投資額は過去最高を更新し続けているが、資金調達を成功させる注目のCXO(最高経営責任者・最高戦略責任者クラス)の経歴を紐解くと、意外な共通点が浮かび上がる。過半数が兄弟の末っ子、とりわけ「3人以上の兄弟の末弟」なのだ。
強引なトップダウンで組織を引っ張るカリスマ型ではなく、チーム全体の空気感を的確に読み取り、衝突を未然に防ぎながら最短距離でゴールへ導く「観察型リーダーシップ」。これはまさに、幼少期から兄たちの喧嘩や親の反応を冷ややかに、かつ客観的に観察してきた経験の賜物と言える。彼らは無駄なプライドや面子に固執しない。目的達成のために最も合理的な手段を選択できる軽やかさがある。