事態を重く見た文部科学省は、総務省消防庁と連携し、全国の小中学校を対象とした緊急の施設安全点検を実施した。これまでの防火管理は主に避難経路の確保や消火器の設置が中心だったが、電気設備の健全性を診断する専門的なチェック項目が新たに追加された。
文部科学省は「学校安全」の指針を改定し、施設管理の基準を厳格化。これに伴い、各学校が作成する「学校消防計画」の全面的な刷新が求められている。単なる形式的な避難訓練にとどまらず、電気設備の安全点検スケジュールや、発煙検知時の初動対応手順を明確に盛り込む動きが広がっている。