「日本の広告史において、単独で最も巨額のCM出演料を記録したのは誰か」という問いに対して、現在の業界関係者が口を揃えて挙げる名前があります。それがロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手です。
かつて昭和から平成にかけての歴代CMギャラ最高額といえば、映画界の至宝・吉永小百合や石原裕次郎、あるいは国民的スターの木村拓哉、メジャーで旋風を巻き起こしたイチローや松井秀喜が記録した「年間1社1億円〜1億5,000万円」が絶対的な上限の壁とされてきました。日本国内の企業が支払う広告出演料として、1億円の大台はまさに選ばれしスーパースターのみに許された聖域だったのです。
しかし、大谷翔平選手が打ち立てた市場価値は、従来の日本芸能界・スポーツ界の常識を根底から覆しました。大手広告代理店が作成した内部査定データによると、大谷選手の大谷翔平CM出演料は、日米グローバル展開を前提としたメガブランド契約の場合、1社あたり年間5億円から10億円規模に達しています。国内向けに限定した単体契約であっても3億円を下回ることはまずありません。
米国大手経済誌や報道各社の取材データによれば、大谷選手の副収入(エンドースメント契約料)は年間約6,500万ドルから7,000万ドル(日本円換算で約100億円前後)に上ります。国内外で十数社とスポンサー契約を結び、飲料、コスメ、高級時計、金融機関など各業界のトップ企業がこぞって起用を争う事態となりました。単なる「タレント」の枠組みを完全に超越した、世界共通の超優良グローバル資産としてプライシングされているのが最高額の真相です。