住宅街の穏やかな表情とは一転して、島の東側に広がる港湾・物流ゾーンでは、日本のトラック物流を根本から変える技術革新が進行中だ。博多港の国際コンテナターミナルと隣接するこのエリアには、2026年現在、AIを活用した自動倉庫や次世代型配送センターが次々と稼働している。
物流業界を襲う人手不足への切り札として、ここで実証・運用されているのが、港湾施設から近隣物流拠点までの自動配送システムだ。夜間でも静音性に優れた電動モビリティや自律走行車両が稼働し、都市機能と高度物流が摩擦を起こさずに共存する世界的にも稀有なモデルケースを作り上げている。