Q1:ジャイアント馬場の足のサイズは本当に38cm(16文)あったのですか?
A1:いいえ、38cmはありませんでした。実際のジャイアント馬場の足のサイズは実測で約32.0cmです。日本の尺貫法では1文が約2.4cmのため、16文は約38.4cmになりますが、実際はアメリカの靴規格「USサイズ16(約34cm)」のシューズを履いていたことから、当時のマスコミがサイズ16を「16文」と混同して命名したというのが歴史的事実です。
Q2:「32文ロケット砲」と「16文キック」は何が違うのですか?
A2:16文キックが片足で相手の顔面を捉えるフロントハイキックであるのに対し、32文ロケット砲は両足を揃えて相手の胸板に放つ「ドロップキック」を指します。16文の足が2つ合わさることから「16文×2=32文」と名付けられました。209cmの巨体が水平に跳躍するダイナミックな必殺技として、全盛期の馬場の代名詞となりました。
Q3:なぜ16文キックはあんなに破壊力があったのですか?相手が当たっているだけに見えますが?
A3:相手がロープから跳ね返ってくる突進スピード(運動エネルギー)を、馬場の巨大な足裏と強靭な体幹で完全に受け止める「カウンターの物理原則」が働いていたためです。元プロ野球投手ならではの強固な下半身が壁の役割を果たし、相手の走る勢いがそのまま自分自身の顔面へのダメージとして跳ね返る仕組みでした。