守備のスペシャリストであるリベロは、長身化が進む近代バレーにおいて低身長でも卓越したレシーブ力を持つ選手が主役になれる画期的なポジションとして定着しました。
導入当初、リベロは「審判への発言権を持つキャプテンになれない」と規定されていましたが、2022年のFIVBルール改正によりリベロのキャプテン就任が正式に容認されました。日本代表や世界のトップリーグでもリベロが統率力を発揮するシーンが日常化しています。
また、反則基準において重要なのがドリブル(ダブルコンタクト)の判定です。相手からのサーブやアタックを受ける「ファーストヒット(チームの1回目の接触)」では、1つの動作中であればボールが連続して身体の複数箇所に当たっても反則にはなりません。観客を沸かせる驚異的なディグ(アタックレシーブ)が成立しやすくなっている背景には、このファーストヒットの緩和措置が大きく寄与しています。