小魚を頭から尻尾まで丸ごと食べる最大の恩恵といえば、やはり圧倒的なカルシウム含有量だ。牛乳の何倍ものミネラルを凝縮したその身は、将来のリスクを見据えた骨粗鬆症予防の頼もしい味方として知られている。だが、この小さなスナックが秘めるポテンシャルはそれだけにとどまらない。
水産庁が推進する魚食普及の取り組みでも注目されている通り、青魚の脂には現代人に必須のオメガ3脂肪酸であるDHA・EPAが豊富に含まれている。加熱加工されながらも、良質な不飽和脂肪酸やイワシ特有のペプチドがしっかりと残存している点は見逃せない。血液のサラサラ維持やクリアな思考力をサポートする成分が、日常のひとくちから摂取できるのだ。
さらに、タンパク質が凝縮されているため、糖質過多になりがちな間食の置き換えとしても優秀。罪悪感なく噛み締めるたびに、身体の基礎をつくるアミノ酸が身体を満たしていく。