お宮参りの着物の着せ方完全ガイド!ぐずり&着崩れを防ぐプロの技

お宮参りの着物の着せ方完全ガイド!ぐずり&着崩れを防ぐプロの技

お宮参りの着物の着せ方完全ガイド!ぐずり&着崩れを防ぐプロの技の総合ガイドを解説します。役立つ情報が満載です。

お宮参りの着物は、性別によって描かれている吉祥文様と、最も美しく見せるべきポイントが明確に異なります。赤ちゃんの背中にあしらわれた主役の柄を正面に綺麗に出すためのポイントを押さえましょう。

【男の子の初着:勇壮な柄を背中の中央に引き立たせる】
男の子の着物には、兜(かぶと)、鷹(たか)、龍、軍配など、力強さや出世、災厄を払う意味を持つ大柄が描かれています。男の子の着せ方では、抱き手の胸元ではなく「背中のメイン柄が平らに広がるように張る」のが美しさの秘訣です。付け紐を背中で結ぶ際、紐を強く引きすぎると背中の生地が中央に寄って柄が縮んでしまいます。紐を引く前に、赤ちゃんの背中にあたる布地の手皺(てじわ)を外側へ向けてしっかり伸ばす配慮が必要です。

【女の子の祝い着:華やかな友禅や花車をふんわり広げる】
女の子の着物は、手毬(てまり)、御所車、花車、鈴など、気品と優美さを象徴する柄が全体に散りばめられています。女の子の結び方では、胸元の重なりを柔らかく見せ、袖の丸みをふんわりと保つことが重視されます。背中の紐を結んだあと、袖の下側を少し持ち上げて空気を含ませるように整えると、写真撮影時に優雅な立体感が生まれます。

また、紐に通す縁起物小物の扱いにも伝統があります。お守り袋、扇子(末広)、でんでん太鼓、犬張子などを付ける場合、付け紐の結び目や肩口の紐に通してぶら下げます。重みで着物が引っ張られて着崩れるのを防ぐため、紐の根元近くに安全ピンで留めるか、撮影直前までは外しておくのが実用的な対処法です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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