ヒルに噛まれたら絶対引くな!血が止まらない理由と安全な剥がし方

ヒルに噛まれたら絶対引くな!血が止まらない理由と安全な剥がし方

ヒルに噛まれたら絶対引くな!血が止まらない理由と安全な剥がし方に関する注目トピックを速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。

山道で足元に吸着したヤマビルを発見した際、最大のタブーとされるのが「力任せに引きちぎる・引き剥がす」行為です。アウトドア指導者や救急救命に詳しい医療関係者からも、無理な牽引に対する強い警告が繰り返し発信されています。

ヤマビルは前後の吸盤を使って尺取り虫のように移動し、獲物にとりつくと前吸盤にある微細な3つの顎骨(Y字型の細かい歯)で皮膚の角質を食い破ります。この吸着力は極めて強固です。焦って無理やり皮膚から引き剥がそうとすると、ヒルの微細な口器や顎の一部が皮膚組織内にちぎれて残存してしまうおそれがあります。

異物として皮膚内に残った口器は、異物肉芽腫や細菌感染(化膿)の引き金となり、治癒を大幅に遅らせます。さらに、強い力でヒルを圧迫しながら引っ張ることで、ヒルが吸血時に体内に溜め込んだ血液や消化液が傷口へ逆流し、アレルギー反応や炎症をかえって悪化させる危険性も指摘されています。どれほど不気味に見えても、「直接手で引っ張らない」という鉄則を強く意識しておく必要があります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。