伊奈波神社を訪れる愛好家や崇敬者の間で、見逃せない存在となっているのが授与品の数々です。とりわけ公式発表資料や現地情報でも注目されているのが、特定の日限定で頒布される特別な御朱印です。
毎月1日には、華やかな黄金の墨で社名が揮毫される「金文字限定御朱印」、そして毎月15日には、凛とした気品を漂わせる「銀文字限定御朱印」が授与されます。これらの日は朝早くから御朱印帳を手にした参拝者が列を成し、午前中だけで長蛇の待機列ができることも珍しくありません。さらに、例祭時や特別な節目には、伝統工芸のような精緻さを誇る「切り絵御朱印」が登場し、近年では黒龍神社をモチーフとした黒と金を基調とする切り絵御朱印も授与され、その圧倒的な造形美がSNS等で絶賛されています。
また、授与所で頒布されているお守りの中でも、ひときわ高い支持を集めているのが「黒龍守」と「黒龍福財布」です。黒地に金の龍が力強く刺繍された黒龍守は、身につける者に迷いを断ち切る勇気を与えてくれると評判を呼んでいます。さらに、境内の楼門近くに鎮座する「逆さ狛犬」にちなんだお守りも隠れた人気を誇ります。前足を地につけ、お尻を天に突き上げた珍しい姿の逆さ狛犬は、頭を撫でると「金運上昇」「商売繁盛」のご利益があるとされ、参拝者が絶え間なく手を合わせるスポットとなっています。