物語当初、マキマは悪魔の脅威から市民を守る内閣官房長官直属のデビルハンターとして登場しました。しかしその本質は、「支配」の恐怖を司る超越的な高位の悪魔そのものでした。
支配の悪魔としての能力は多岐にわたり、作中でも屈指の凶悪さを誇ります。彼女が「自分より程度が低い」と認識した対象は、人間・悪魔・魔人を問わず完全に意のままに操ることが可能です。この支配下に入った対象は記憶を改ざんされ、人格ごと従属させられます。さらに、下等生物(ネズミや小鳥など)の視覚・聴覚を遠隔ジャックする諜報網、神社で行った謎の圧死攻撃、指を銃の形にして見えない衝撃波を放つ「ぱん」など、射程・威力ともに既存の悪魔を凌駕していました。
最も厄介だったのが、当時の日本国内閣総理大臣と結んでいた不可逆な契約です。マキマが受けた攻撃やダメージは「日本国民の適切な病気や事故などに変換されて肩代わりされる」という防衛協約が存在したため、銃撃や斬撃で即死させても瞬時に再生し、実質的な不死身状態を維持していました。