小倉記念は、全5戦で争われるサマー2000シリーズの第3弾に位置づけられています。このシリーズチャンピオンの座と褒賞金(馬主5,000万円、厩舎1,000万円)を狙う陣営の「本気度」が、レース結果を大きく左右します。
競馬専門紙トラックマンや厩舎関係者への取材によると、小倉記念に出走する陣営は大きく2つの思惑に分かれます。
「七夕賞や函館記念を使ってここへ挑む馬は、サマー2000シリーズのタイトル獲得へ向けて完全にメイチの仕上げで臨んできます。一方で、秋のGI戦線を見据えて春以来の休み明けで使ってくる実績馬は、酷暑の影響もあって状態が7〜8割程度というケースも少なくありません。パドックでの馬体の張りや発汗状態、栗東からの輸送減りがないかの見極めが決定打になります」(現場取材記者)
特に近年の記録的な猛暑下では、栗東トレセンからの当日輸送・前日輸送であっても馬体重を大きく減らしてしまう馬が目立ちます。過去のパドック評価やSNS上の競馬ファンの反応を検証しても、「当日の大幅な馬体重マイナス馬」や「パドックでテンションが上がりすぎている馬」は人気を裏切る確率が跳ね上がっています。