検索エンジンやX(旧Twitter)、Telegramといったプラットフォーム上で爆発的に増殖したこのキーワードは、サイバー犯罪者にとっても好都合な「撒き餌」となった。「フル動画はこちら」「未公開クリップ」と謳う怪しげなリンクが大量に生成され、クリックしたユーザーをマルウェア感染やフィッシング詐欺サイトへ誘導する構造が完成したのである。
これはベトナム国内にとどまらず、興味本位で検索を行った国外のユーザーをも巻き込んだ。刺激的な見出しでアクセスを稼ぐアフィリエイトサイトや悪質アカウントが急増し、個人の尊厳を傷つけるコンテンツが経済的利益を生み出すという、極めて歪んだエコシステムが露出した瞬間でもあった。