多くの地方都市の劇場が抱える課題の一つに「アクセスの悪さ」がある。車社会の愛知県において、駐車場の確保や渋滞は頭の痛い問題だ。しかし、この劇場はその常識を覆した。名鉄常滑線・河和線の太田川駅からペデストリアンデッキで直結しており、雨の日でも濡れずにアクセスできるのだ。
名古屋駅から特急で約20分という好立地は、仕事帰りのビジネスパーソンや、週末に気軽にアートを楽しみたい人々にとって大きな魅力となっている。学校帰りの学生がふらりと立ち寄り、ロビーで自習をしたり、アート展示を眺めたりする光景も日常茶飯事だ。敷居の高さを感じさせないオープンな雰囲気が、ここには確かにある。