アジアの国旗一覧と意味の真相!似ている理由やネパールの謎を徹底分析

アジアの国旗一覧と意味の真相!似ている理由やネパールの謎を徹底分析

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国際スポーツ大会の開会式や国際会議の報道において、SNS上で「どちらの国旗か見分けがつかない」と度々トレンド入りするのが、アジアの似ている国旗をめぐる識別問題です。

典型的な例が、インドネシアとモナコ公国の国旗です。どちらも「上段が赤、下段が白」の横二色旗であり、スマートフォンなどの小さな画面では判別が不可能です。しかし、両者には厳密な規格の違いがあります。インドネシア国旗の縦横比は「2:3」であるのに対し、モナコ国旗は「4:5」と正方形に近いプロポーションを採用しています。また、インドネシアの赤はやや深みのある色調が好まれる傾向があります。なお、上下を反転させた「上段が白、下段が赤」はポーランドの国旗です。

もう一つの代表例が、中東ペルシャ湾に隣接するバーレーンとカタールです。どちらも左側に白い帯、右側にギザギザの鋸歯状(のこぎりば)境界線を持つデザインですが、現場のプロは以下の2点で見分けています。

  • ギザギザの山(突起)の数:バーレーンは「5つ」(イスラム教の根本教義である信仰告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼の五行を表す)。カタールは「9つ」(1916年の英カタール条約で休戦君主諸国の第9番目の首長国となった歴史に由来)。
  • 地色の濃さ:バーレーンは鮮やかな「赤色」。カタールは伝統的な貝紫染料に由来する「マルーン(赤褐色・栗色)」。

外交プロトコール(国際儀礼)の現場では、掲揚ミスが重大な国際問題へと発展しかねないため、各国大使館や大会組織委員会ではミリ単位の比率やパントン(PANTONE)カラーコードを用いた厳格なダブルチェック体制が敷かれています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。