都立国文館高校を舞台にした本作の最大の特徴は、一般的な学園ドラマのような「熱血教師と生徒の心の交流」を真っ向から否定したシニカルな世界観にあります。昼と夜で全く異なる顔を持つ3人の女性教師が、学校内に蔓延するいじめ、万引き、売春、親の過度なプレッシャーといったリアルな問題を、法を無視した「課外授業」によって力づくで解決していく構造です。
相関図の中心となるのは、3年D組の担任で化学教師の高倉夕子(榮倉奈々)、美術教師の内田すみれ(市川実日子)、古典教師の藤井彩(小林聡美)からなる「黒の女教師トリオ」です。この3人に正義感を燃やして対立する新人国語教師の青井華(木村文乃)や、学校の体面ばかりを気にする教頭の堀田謙三(光石研)、校長の芹沢恵子(南果歩)が絡み合います。
そして物語のトラブルメーカーかつ被害者として毎回焦点が当てられたのが、都立国文館高校3年D組の生徒たちでした。以下のリストは、当時配役されていた主要生徒役の一覧です。
- 戸田トシオ(演:松村北斗 / SixTONES):謎多き転校生。夕子の過去を知るキーパーソン。
- 安原企画(演:山﨑賢人):クラスの問題児グループに属し、時に事件の引き金を引く生徒。
- 松本栞(演:土屋太鳳):陸上部に所属し、真面目ながらも追い詰められる女子生徒。
- 佐伯江衣花(演:広瀬アリス):クラス内で強い影響力を持つ華やかな女子生徒。
- 野間薫(演:杉咲花):家庭環境や友人関係に複雑な悩みを抱える生徒。
- 栗原啓太(演:太賀 / 現・仲野太賀):周囲に流されつつも葛藤する男子生徒。
- 望月亮平(演:千葉雄大):一見優等生だが内面に影を抱える生徒。
- 梅原優(演:中条あやみ):本作が女優デビュー作となった生徒役。
- 下村明日香(演:上白石萌香 / 現・上白石萌歌):第7回東宝シンデレラグランプリ直後に出演した生徒役。
- 立花聡(演:大野いと)、栗田タカシ(演:岡山天音)など、サブキャスト・ゲスト枠にも現在の一線級俳優が多数出演。