音羽屋と播磨屋という大名門同士の結びつきとなった二人の結婚ですが、きっかけは2012年12月に行われた食事会でした。もともと家同士の付き合いがあり、幼少期からお互いの存在は知っていたものの、本格的に大人の男女として言葉を交わしたのはこの時が初めてだったといいます。
菊之助さんは瓔子さんの控えめで聡明な人柄、そして歌舞伎の世界を深く理解している点に強く惹かれ、わずか数回のデートを経て交際約2ヶ月でのスピードプロポーズに至りました。菊之助さんからの「結婚してください」という直球の言葉に、瓔子さんも快諾したと語られています。
2013年2月に行われた婚約会見では、菊之助さんが「非常に明るく、私の仕事もよく理解してくれている」と笑顔を見せ、瓔子さんも「舞台に真摯に向き合う姿を心から尊敬しております」と初々しく語る姿が大きく報じられました。同月には格式高い神田明神で挙式を行い、その後ホテルオークラ東京で開催された結婚披露宴には、歌舞伎界の重鎮や政財界のVIPら約600名が出席。伝統と格式が融合した世紀の華やかな門出となりました。