新世界編の開幕時、シャボンディ諸島に再集結した麦わらの一味の中で、チョッパーのビジュアルは一見すると劇的な変化を遂げていました。長年親しまれてきた円筒形のシルクハット型から、丸みを帯びたポップな水色のキャップスタイルへと様変わりしていたため、ファンの間では「ヒルルクとの思い出はどうなったのか」と激しい議論が巻き起こりました。
この疑問に決定的な答えを出したのが、単行本コミックス63巻のSBS(質問を募集するのだ)です。読者から寄せられた切実な問いに対し、作者の尾田栄一郎氏は次のように明言しています。
「捨ててないよ!前のピンクの帽子の上から、青いカバーをかぶせてるだけです」
つまり、チョッパーはドクターヒルルクから託されたかけがえのない宝物を手放したのではなく、「大切な形見を守るためにアウターカバーを重ねて被っている」というのが公式の真実です。過酷さを増す新世界の航海や天候から大切な帽子を保護しつつ、自らの成長に合わせて機能性を高めたという設定は、多くの読者を深く安堵させ、改めてチョッパーの恩人への深い敬愛を印象づけました。