チャンミンが下した最大の決断、それは法的猶予期間を残しての志願でした。1988年2月生まれのチャンミンは、当時の兵役法の下であれば、大学院進学や海外活動などの正当な手続きを経て、満30歳を迎える2018年から2019年頃まで入隊を先送りすることが制度上十分に可能でした。
ソロ活動で数年間を埋め、ドラマ出演や単独アルバムリリースで個人のキャリアを拡大する選択肢もあったはずです。それでも早期決断を下したチャンミン早期入隊の理由について、本人は除隊後の記者会見や番組インタビューで次のように語っています。
「東方神起を守るため、ファンのみなさんをお待たせする時間を一日でも短くしたかった。ユンホ兄さんがいない間に一人で活動するよりも、早く二人揃ってステージに立つことだけを考えていました」
この発言が示す通り、動機の根底にあったのは個人の名声ではなく「東方神起という看板とファンへの絶対的な信義」でした。兄貴分であるユンホが入隊したわずか4ヶ月後に軍服を着る道を選んだことで、グループの実質的な休止期間はわずか2年弱で収束。結果としてこの決断が、除隊直後からの歴史的なドームツアー大成功へと直結することになります。