「三下(さんした)」とは、ある集団や組織において身分や地位が極めて低い者、あるいは実力や器量が伴わない者を嘲りや軽蔑を込めて呼ぶ言葉です。辞書的には「下っ端」や「小者(こもの)」と同義として扱われます。
もともとは江戸時代から昭和初期にかけての博徒用語(ヤクザ用語)として使われていました。博徒の世界において、まだ盃をもらっていない見習い層や、賭場の雑用・使い走り・下駄番などをこなす最底辺の構成員を「三下奴(さんしたやっこ)」と呼んだのが始まりです。
現在では反社会勢力の世界に限らず、実力がないのに態度だけが大きい人物を揶揄する言葉として、ネットカルチャーや創作物の世界で広く定着しています。