一口に「ディズニーのトラ」といっても、クラシックアニメーションから最新のフルCG作品、さらには世界のディズニーパーク独自の設定から生まれたものまで多種多様です。まずはファンの間で親しまれているディズニートラキャラクター一覧と、それぞれの名前や出自を整理します。
代表的なキャラクターとして真っ先に名が挙がるのは、以下の5大キャラクターです。
- ティガー(Tigger):『くまのプーさん』シリーズ(1968年初登場)。オレンジに黒の縞模様、バネのように弾む長い尻尾が特徴。陽気で自信家、飛び跳ねることが生きがいのムードメーカー。
- チャンドゥ(Chandu):東京ディズニーシーのアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」(2007年リニューアル時)オリジナルキャラクター。シンドバッドの相棒を務める無邪気なトラの子供。
- ラジャー(Rajah):映画『アラジン』(1992年)。アグラバーの王女ジャスミンが心を許す唯一の親友であり、宮殿内で彼女を外敵や求婚者から守る頼もしいトラ。
- シア・カーン(Shere Khan):映画『ジャングル・ブック』(1967年)。冷徹で気品を漂わせるベンガルトラ。人間への激しい憎悪と「火」への恐怖を併せ持つ、ディズニー屈指のカリスマ的ヴィラン。
- ズートピアのトラダンサー(Tiger Dancers):映画『ズートピア』(2016年)。トップスターであるガゼルの専属バックダンサーたち。筋肉質でスタイリッシュな肉体美としなやかなダンスで、公開直後から爆発的な人気を獲得。
ディズニーのアニメーション史において、シンバ(『ライオン・キング』)やマリー(『おしゃれキャット』)、チェシャ猫(『不思議の国のアリス』)といったディズニーネコ科キャラクターは常に人気の中心に君臨してきました。その系譜の中でトラたちは、猫特有のしなやかな身のこなしと、大型肉食獣特有の獰猛さや圧倒的な力強さという相反する魅力を兼ね備えた存在として、独自のポジションを確立しています。