配送中の破損トラブルで最も多いのは、ケースの角が欠ける「角落ち割れ」と、センターホールの固定が外れてディスク表面に無数の傷が入る「内部脱落」です。これらを完全に防ぐための標準梱包ルーティンを解説します。
ステップ1:ディスクの固定確認と脱落防止
まずケースを開き、ディスクが中央のツメに正しくカチッと固定されているか確認します。輸送中の激しい振動でディスクが外れるのを防ぐため、ケース内部のディスクの上に小さく畳んだティッシュや薄いウレタンシートを1枚挟むのがプロの手法です。ケースを閉じた際にディスクが適度に抑えられ、空回りや脱落を物理的に阻止できます。
ステップ2:OPP袋で完全防水処理
雨天時の配達による水濡れを防ぐため、まずは透明なOPP袋(クリアポケット)に入れます。通常のトールケース(縦19cm×横13.5cm×厚さ1.5cm)であれば、B6サイズまたはA5寸法のOPP袋がジャストフィットします。余分な空気を抜きながら、テープでピッチリと密着させて封を閉じることがポイントです。
ステップ3:気泡緩衝材(プチプチ)の「角折り」巻きテクニック
緩衝材で包む際は、平らな面よりも「4つの角」をいかに保護するかが勝負です。プチプチの凸面を内側(商品側)にしてDVDを中央に置き、上下左右から包み込みます。このとき、左右の余った緩衝材の端を三角に折ってケースの側面に沿わせることで、厚みを増やさずに角の強度だけを2倍に高めることができます。テープは粘着力の高い透明OPPテープや養生テープを用い、緩みがないようしっかり固定します。