日本最大級のレシピ投稿サイトを運営するクックパッド(Cookpad Inc.)や、ショート動画で圧倒的な支持を集めるクラシル(dely株式会社)の動向を追うと、ユーザーの意識変化が生々しく浮かび上がってくる。かつて「付け合わせの彩り」程度に過ぎなかった紫玉ねぎの検索ワードは、いまや「主役サラダ」「やみつき副菜」といったメイン級の扱いへとシフトした。
共働き世帯の増加に伴い、短時間で見栄えがよく、なおかつ栄養価の高いメニューへの需要が急増している。スマホの画面をスクロールするユーザーたちは、単なる時短ではなく、食卓に出した瞬間に家族の歓声が上がるような「タイパと見栄えの共存」を紫玉ねぎに求めているのだ。