愛猫の歯茎が赤い原因とは?放置厳禁の重病サインと受診目安を解説

愛猫の歯茎が赤い原因とは?放置厳禁の重病サインと受診目安を解説

愛猫の歯茎が赤い原因とは?放置厳禁の重病サインと受診目安を解説の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

歯茎の赤みをもたらす病気は、歯周組織のトラブルだけではありません。ウイルス感染や内科疾患、悪性腫瘍まで多岐にわたります。病態ごとに求められる治療アプローチと費用感を下表にまとめました。

疾患・病態名主な症状・赤みの特徴治療法と費用の目安獣医師・編集部の見解歯周病(歯肉炎・歯周炎)歯頸部の赤み、歯石沈着、歯槽骨の吸収による歯のグラつき猫の歯周病の治療法として全身麻酔下のスケーリング、抜歯(3万〜8万円前後)初期段階なら歯垢除去で可逆的に回復可能。重度化前の処置が必須。猫難治性口内炎(尾側口内炎)喉の奥や舌根部を含む広範囲の鮮紅色の潰瘍・増殖性病変、激しい疼痛抗炎症剤・インターフェロン投与、猫の難治性口内炎における全臼歯抜歯(10万〜20万円前後)免疫異常が関与。内科治療で反応が乏しい場合、外科的抜歯が第一選択。ウイルス性感染症猫カリシウイルス感染症や猫エイズ(FIV)・白血病(FeLV)に伴う広範な粘膜発赤抗ウイルス薬、二次感染予防の抗菌薬、対症療法(月1万〜3万円前後)基礎疾患のコントロールが最優先。ワクチン接種歴の確認が重要。慢性腎不全(尿毒症)猫の腎不全に伴う歯茎の赤み・潰瘍、アンモニア臭の強い口臭、多飲多尿皮下輸液、食事療法、毒素吸着剤(月2万〜5万円前後)体外に排泄できない老廃物(尿毒素)が粘膜を刺激。血液検査で即座に鑑別可能。口腔内腫瘍(扁平上皮癌など)猫の口腔内腫瘍のサインとなる局所的な歯肉の隆起、出血、顔面の変形外科切除、放射線治療、緩和ケア(15万〜40万円以上)進行が非常に早く悪性度が高い。単なる歯肉炎と誤認されやすいため生検が鍵。
中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。