デジタルリマスター技術が進み、名作へのアクセスが劇的に変化した。定額制配信サービスのU-NEXTや、公式の東映時代劇YouTubeチャンネルなどを通じ、かつて日本中を熱狂させた錦之介の主演作が手軽に視聴できるようになっている。
CGや派手な編集に慣れた若い世代にとって、錦之介が見せる本物の太刀さばき、肉体と声帯を限界まで絞り尽くす気迫は、極めて新鮮でエッジの効いたアートとして受け止められている。過去のアーカイブが掘り起こされるたび、昭和の巨星が放つエネルギーは色あせるどころか、新たな輝きを増している。