Pf管サイズ選びで後悔しない基準|呼び径16・22の違いと収容本数

Pf管サイズ選びで後悔しない基準|呼び径16・22の違いと収容本数

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机上の断面積計算を完璧にクリアしていても、実際の現場で通線ワイヤーが噛み込んで途中で立ち往生するアクシデントが後を絶ちません。その主原因はPF管曲げ半径許容値の無視にあります。

電気設備技術基準およびメーカー施工標準において、PF管を曲げて配管する際の曲げ内側の半径(曲率半径)は、「管内径の6倍以上」(やむを得ない場合でも3倍以上)を確保することが義務付けられています。たとえばPF管22の場合、内径22mm × 6 = 半径132mm(直径264mm相当)以上の緩やかなアールを描いて曲げなければなりません。

壁の内部で90度の急激な直角曲げを施してしまうと、蛇腹管の内壁がつぶれて扁平化し、実質的な内径が細くなります。さらに、通線ワイヤーやケーブルを通す際、曲がりが2箇所以上(合計180度以上)連続する配管ルートでは、外被同士の摩擦抵抗が指数関数的に増大します。プロの電工現場では、配管ルート全体の曲がりを「合計270度(90度×3箇所)以内」に抑え、それを超える長距離配管では途中にジョイントボックスやプルボックスを中継点として設けるのが定石です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。