メディアで脚光を浴びる中性的な顔の芸能人の佇まいを検証すると、男性・女性それぞれの表現において共通する美意識が見えてきます。
中性的な顔の男性芸能人として筆頭に挙げられるのが、俳優の板垣李光人さんや吉沢亮さん、フィギュアスケーターの羽生結弦さんです。板垣さんはファッションやメイクを自在に乗りこなし、透き通るような白肌と繊細な目元で独自の世界観を築いています。吉沢さんは完璧なシンメトリーに近い彫刻のような骨格を持ちながら、どこか少女のような儚さを瞳に宿しています。男性らしさを誇示しないしなやかさが、唯一無二の気品を生み出しています。
一方、中性的な顔の女性芸能人では、平手友梨奈さん、柴咲コウさん、山本美月さん(ショートヘア時)などが象徴的です。平手さんが見せる媚びのない鋭い眼差しや、柴咲さんの凛とした眉と引き締まった輪郭は、従来の女性的な愛嬌とは一線を画す「意志の強さ」を感じさせます。現場取材でも、彼女たちが放つオーラはスタジオの空気を一変させるほどの緊張感と美しさを兼ね備えていると評されます。