インターネット上やファンのコミュニティでは時折、「岩橋玄樹は本当はピンクが嫌だったのではないか」「男らしい性格なのに無理に可愛いキャラを演じていたのではないか」という議論が交わされることがあります。この疑問の真相について、過去のドキュメンタリー番組や手記、インタビューでの発言を検証します。
結論から言えば、「ピンクを嫌っていた」という噂は明確な誤解です。確かに彼は、幼少期から野球に打ち込み、読売ジャイアンツの熱心なファンであり、アメリカのミリタリーやタトゥーカルチャーを愛好する極めて硬派で男気ある一面を持っています。デビュー前後の過密日程やパブリックイメージの固定化に対して葛藤を抱えていた時期があったことは事実ですが、ピンクという色そのものを否定したことは一度もありません。
むしろ彼は、「ピンクは女性だけの色ではない」「男性がピンクを纏うことで表現できる強さと美しさがある」という先進的なジェンダー観を早くから持っていました。華奢で甘いマスクの奥にある芯の強さを、濃度の高いピンクに投影していたのです。