インターネット上のQ&Aサイトや古い旅行ブログなどで頻繁に散見される誤情報について、客観的事実をもとに検証と訂正を行います。
往復割引切符に関する大きな誤解
「新幹線のように往復で買えば安くなるのでは?」と金山駅から中部国際空港の往復割引を探す人が多く存在します。結論からお伝えすると、2026年現在、名鉄では金山〜中部国際空港間の単純な往復割引乗車券は通年発売されていません。以前存在した一部の企画企画きっぷを除き、基本は片道運賃(910円)をそれぞれ支払う形となります。無駄に割引窓口を探して時間を浪費するより、手持ちの交通系ICカード(manaca、Suica、ICOCA等)でタッチ入場するか、ネット予約サービスでミューチケットをスマートに手配するのが最短ルートです。
「アクセスプラザ」からターミナルへの距離トラップ
名鉄電車が終点の中部国際空港駅に到着すると、改札口の目の前に広がるのが中部国際空港アクセスプラザの行き方として案内される中核フロアです。改札を出て直進すれば、段差なしのスロープで直結しています。
ここで見落とされがちなのが、中部国際空港第1第2ターミナル移動に要する時間です。ANAやJALなどの大手航空会社が発着する第1ターミナルへはアクセスプラザから徒歩約2〜3分で出発ロビーに到達できます。しかし、エアアジアやジェットスター、チェジュ航空などが乗り入れる第2ターミナル(T2)へは、アクセスプラザから連絡通路を歩いて約7〜10分(約400メートル以上)の距離があります。動く歩道は設置されているものの、カートを押しながらの移動は想像以上に体力を消耗します。「電車を降りたらすぐに搭乗手続きができる」と油断していると、保安検査場の締切時刻に直面して冷や汗をかくことになります。