サファイアの産出量全体の中で、天然のパパラチアカラーとして認められる原石はごくわずか数パーセントに過ぎません。その希少価値を高めている最大の要因が、伝統的な主産地であるスリランカ産の独特な風合いです。
スリランカ産のパパラチアサファイアは、柔らかなテリと透明感を併せ持ち、「朝焼けの空」や「夕暮れの残光」と形容される幻想的な色合いを特徴とします。近年はマダガスカルやタンザニア等でも採掘されていますが、スリランカ産の非加熱(ノーヒート)結晶は市場に出回る機会が極めて少なく、オークションハウスでも常に最高峰の評価を受け続けています。