インターネット上で囁かれている「八村塁の年俸が下がった」という言説について、結論から明かすと「アメリカドルベースの平均年俸で見れば事実だが、日本円換算の実質収入としては依然として国内トップクラスの超高額」というのが正確な実態です。
八村塁は2023年夏、制限付きフリーエージェント(FA)としてレイカーズと3年総額5100万ドル(約72億4000万円/契約締結時のレート)という大型契約を締結しました。この契約における平均年俸は1700万ドルであり、最終年となった2025-26シーズンの年俸は約1826万ドル(約27億3900万円)に達していました。
対して、2026年7月に合意したクリッパーズとの新契約は2年総額2800万ドル。単年平均に換算すると1400万ドルとなります。前契約の平均1700万ドルと比較すると、単年あたり300万ドル(約17.6%)のダウンとなっており、数字の上では確かに年俸が下がったと言わざるを得ません。
ただし、為替市場の変動がこの受け止め方に大きなギャップを生んでいます。2026年現在の為替レート(1ドル=約162円)で換算すると、クリッパーズでの年俸1400万ドルは日本円で約22億6800万円に相当します。全米屈指のタレントがひしめくNBAにおいて、2年連続で単年20億円超の大型サラリーを確保し続けている事実は、世界最高峰の舞台で確固たる評価を得ている揺るぎない証左です。